長時間待機の連勤

こちらのブログで「１２時間待機の２０日以上勤務を続けられる子はそれだけで一つの才能」と書きました。コロナの影響が大きくて稼げない、だから待機時間を増やすもしくは出稼ぎに行って長時間待機する・・女性の気持ちは分からなくはないです。ただ、長時間待機の連勤は私はお勧めしません。必ずと言っていいほど反動がくるからです。

私の接している女性たちの場合ということで一つの例としてお読みください。現在、私はだいたい月間３０案件前後（＝働いてくれている女性が３０人前後）取り扱いさせて頂いていますが、このなかで１２時間以上の２０日勤務を何か月も継続できているのは実は５人居るか居ないかです。一番多いのがいわゆる方番で、朝から夕方までか夕方から夜中まで。出勤日数的には１０～１５日くらの方が一番多いです。

そしてーーこれが一番驚かれる方が多いかも知れませんがーー女性によってまちまちではありますが、頑張った翌月はほとんどの女性の出勤日数は減ります。「今月は頑張ろう！ちょっと疲れたから休もう、よしまた今月は頑張ろう！」といったようなサイクルが不思議とあるというか、自然とそうなるというか。

ですので先ほど「働いてくれている女性は月間３０人前後」と書きましたが、お付き合いしている女性は１００人くらいは居ます。このなかで、とある月に頑張れるのが３０人前後、３０人前後はお休み、残りの４０人は数か月に１回とか半年に１回とか出勤が完全に不定期の女性で占められる、ということです。

私が重要だと思っているのは、「各々の女性にとって一番頑張れるサイクルを見つけること」だと思っています。月に２０日働き続けられる子もいるし、１０日しか頑張れない子もいる。２か月に１回が限界の子もいる。方番がちょうど良い子もいれば、少ない出勤日数で長時間待機が向いているという子もいる。そして、自分に適っていない働き方をしてしまったらほぼほぼ反動がくる。

自分に何が適っているかを冷静に自己分析できる人なんてほとんど居ません。自分たちスカウトの役目はこういうところにもあるんじゃないかな、と考えています。