メンズエステの風俗化

ツイッターを眺めてたら流れてきたツイート。メンズエステのオーナーさんらしい方のものなのですが要約しますと・・何かしらのアンケート企画でセラピストをやっている理由を聞いたところ「本当はやりたくないがお金のため」という回答が多かったけどそれって違うんじゃない？というもの。

やりたくない仕事だけどお金のために嫌々やっているというセラピストとは一緒に働きたくない。お金のために嫌々やっているという経営者の下で貴女は働きたいと思わないでしょ？それと同じことだよ、と。

せっかくやる仕事なのであれば収入はもちろんだけど、仕事内容にやりがいやプライドを持って働いて欲しい。いわんとすることは分かるのですが、やはりこのツイートは炎上していました。心のなかで済ませればいいのに、店名が入ったアカウントでは言ってはいけないやつなのかも知れません。

私の考えを書きます。オーナーのこの信念は個人が考えるものなのでそれはそれでいいと思うしむしろ素晴らしいことです。ただ、口で言うことではなく、ガチでメンズエステのセラピストで生きていくと決めている女性たちが集まるような「お店の環境」を整えることがすべてだと思います。

そしてシビアですが、理想と現実のギャップは大きかろうとも思います。私は過去の経験で「セラピストを生業としてやっていきたいと考えています」という方とは一人も出逢ったことがありません。もちろん「風俗のお仕事が一生涯の天職と考えてます」という女性も一人もいるわけがないです。

女性は皆んな”お金のため”に”やりたくないけれど”飛び込んできている業界です。そして、メンズエステに対する認識は「メンズエステはマッサージ施術メインの非風俗ではなく、性的サービスをしなくていい風俗の一つのジャンル」です。これが女性たちが考えているリアルだと私は考えています。（ただ、本来はこうあるべきなんです。⇒健全メンズエステ）

メンズエステの風俗化。単なる考え方だけに留まらず進んでいるのは事実あると思います。ある風俗業界の重鎮を中心に、各所でこれを止めようとする動きも見られてますね。グレーな仕事だからこそきちんと線引きしなければならないです。最終的には自分で自分の首を絞めることになるだけだから。