同一地域の移籍

ここ最近、同一地域で移籍を考えているというご相談が本当に多いです。同一地域とは福岡市・久留米市・佐賀市・唐津市といった『市町村』であったり（ほぼ市と言っていいと思いますが）中洲・小倉・中央街・嬉野といった『風俗街』を指します。そして、この同一地域の移籍案件は個人的に非常に難しいと思っています。なぜか？ほとんどの地域、職種において掛け持ちが不可だからです。

在籍を二重に置けるのはせいぜい面接、体験入店の１日まで。つまり、女性には前のお店を辞めてからでないと次のお店に行けないというリスクを背負って頂けなければならないんですね。移籍を考えている理由が例えば「稼げていないんです」というシンプルなものだったら全然良いのですが・・女性が移籍を考える理由はスタッフさんとの人間関係を筆頭に、環境面であることも多いです。

人間関係・・非常に難しいのは、人間関係というのはつまり『人と人との相性』だからです。Aという女性にとってはすごく相性の良いスタッフさんが、Bという女性にも必ずそうであるかというのは、実際にある程度の時間が無いと判断するのは難しいです。体験の１日２日でとてもじゃないけど分かるものじゃない。

働く女性はどうしても、今ある環境がどのお店でも最低限備わっている『当たり前』だと思います（特に長く在籍していればいるほど）このお店の集客が、スタッフさんたちとの人間関係が、諸条件が、そして本指名さんが、です。

一番よくあるあるなのが、女性たちは今いる本指名さんたちは、仮にお店を変えたとしても着いてきてくれるものだと思い込んでいるフシがあります。これは今まで何度も見てきましたがーー実はそんなに甘いものじゃないんですよ。

お店を変えるのにはリスクが伴う。それは同一地区の移籍ならなおさらーーお店を変えるなと言うつもりはまったく無いです。実際に何度も移籍案件もやってきましたから。ただ、そのタイミングや変えるお店については慎重に考えていきましょうね。