九州の風俗求人

九州で風俗のお仕事をご紹介しております。求人を比較してもピンとこない、質問できる相手もいない、という方は是非ご活用下さい

セーフティネット

2020年5月と半年前、コロナ第一波で全国に非常事態宣言が出された直後に書かれたもののようです。風俗で働こうかどうしようか迷っている女性に向けて、現役デリヘル嬢である椎名こゆりさんが綴られている文章。必見記事だと思う。

 

こんなことはわたしが言うまでもないんだけど、この仕事はめちゃくちゃ感染リスクが高いです。はい知ってる。全員知ってる。そして、現在この業界はそれなりに混乱中です。入ることが良い選択だとはとても言えないのもそれもそうですし、入れない、ということも起こりえます。

(中略)

ものすごくものすごく悩んで、勇気を出してこの業界に飛び込んだのに、面接で落ちたり、どこかに入店できても想像していたような収入を手にできず「ここまで覚悟を決めても、私の人生ダメなんだ」というすさまじく辛い気持ちを持たされてしまう人がいたらめちゃくちゃ辛いな、なんて、勝手に想像しては勝手に心配しています。

「風俗ですらダメなんだ」という考え方、まあ間違ってはいるんだけど、これは風俗の仕事をバカにしてるとかじゃないんだと思う。世の中が「風俗業は女性のセーフティネットだ(=覚悟さえできれば女なら誰でもできて、なんとかなる)」なんてことを言っていろんな問題から目をそらしているから。それをある程度内面化してしまってるのはしょうがないとわたしは思います。

実際そう機能してしまってるところは大いにあります。でも、本来そうではないし、それではいけないと思うんですよ。こんなに向き不向きがあって人を選ぶ、そしてちっとも安全じゃないセーフティネットなんかあっていいわけないので。風俗業、実は他の仕事がそうであるように様々な適性が関係します(適性があったとしても今はいろいろと無理)。

でも「風俗ですらダメなんだ、私はダメなんだ」と思わされてしまう人、いると思う。
「身体を売ってさえも、この程度なんだ」って。

(中略)

生活の事情で風俗の仕事をしようとしている誰かに、すでに働いている者として勧めるか? って言われたら、とても無理です(自分のことだけなら、この仕事をしなければ出会えなかった大切な友達のことを思えば「これはこれでよかったなって思うよ〜」とへらへらできるのですが)。
でも、検討するに至った事情を解決する術を示してあげられるわけでもなく、やめなよと言うこともできない。

本当は、もしこの業界で働き始める人がいたら、働く前に、たくさんたくさん思い知ってほしい。あなたはめちゃくちゃ最高だってこと。そうじゃないと言ってくるものの声は聞かなくていいってこと。この仕事をしても、あなたの何かに傷がついたり色褪せたりすることなんか一切ないってこと。金額はあなたの持ってるいろいろな良さの価値をそのまま反映したものではないってこと。思った以上に稼げたら、それはあなたの可愛さと強さとかしこさとがんばりのおかげだってことを。

 

「生活のために仕方なく風俗で働くという志望動機は危険」私もこのブログで何度か書きました。仕事とはいえ嫌で嫌でたまらないことを毎日繰り返していたら病むからです。じゃあ病まないために必要なのは?目標なんです。

 

ただ単純に「お金を稼ぎたいから」ではなく、「〇〇にお金を使いたいから稼ぐ」ということですね。最も分かりやすいかなと思うので例として挙げますが、美容整形。「目と顎と脂肪吸引のために500万稼ぐ」といった目標があれば、病むことはほとんど無いんですね。頑張るための明確な理由を持っているから。

 

前澤サンタのクリスマスプレゼント)⇐こちらのブログで風俗が最終手段、セーフティネットになっている場合もあると書きましたが、

もし貴女が風俗をセーフティネット的に考え、生活のためにどうしてもという理由で飛び込もうとしていたとしても、「コロナ禍で退職に追い込まれた。でも本当は戻りたい。だから1年間風俗を頑張って、生活費と資格取得のために〇〇円貯める。」とより具体的に働く期間・目標額を決める。

そして時期が来たらどんな理由があろうとも綺麗さっぱり風俗から足を洗う。これが重要だと思います。

 

gendai.ismedia.jp