手段を目的化するのは日本人の病

店垢Twitterや写メ日記は義務じゃない。ただ、それをキャストさん自身が積極的にやらないとお客さんを呼ぶことが難しくなっている時代なのは間違いないから、だから周囲つまりスタッフさんが自然と女性をやる気にさせないといけないーー的なことを以前に書きましたがーー以下は昨日いただいた質問箱です。

まずこちらの質問に対する私の回答ですが・・見知らぬ方にこんな物言いをするのはよくないと分かっているのですけれど・・はっきり言って、どうでもいい。ご本人さんも書いている通り「たかがそんなこと」だと思います。

タイトルにしましたが、手段と目的を混同してしまって風俗業界に来た本来のゴールを見失っている方は非常に多いと思う。貴女が風俗に入った目的は何ですか？Twitterのアカウントで宣伝活動を頑張ることですか？そこで「バズる」ツイートをしてフォロワーを増やすことですか？いや、まったく違いますよね？

店垢Twitterも写メ日記も営業ツールの一つで、お客さんを呼ぶための「手段」の一つに過ぎないです。そこで一喜一憂していること自体がもったいない。貴女のお仕事は携帯で行われるものつまりデジタルなものではなく、お客さんの前で裸になりコミュニケーションしなければいけないアナログなものなはずです。

ただ。これは付け加えておきたいのですが。上記の女性がこういった心理状態になってしまう理由は周囲にも原因があります。写メ日記の更新回数、アクセス数、お気に入り数。店垢ツイッターの更新回数、いいねの数、フォロワー数。これらに気持ちが翻弄されてしまう女性の周囲には、間違いなくこれらに目を向けさせている、影響を与えている”誰か”が居ると思います。そしてその誰か、ですが・・

風俗のお仕事をしているに当たって直接接しているオーナーさんや店長、スタッフさんではなくて・・「同業者と繋がりたい」的な形で繋がっている、今まで一度も会ったことがないツイッター繋がりだけの人に多いんじゃないかな、というのは私の持論です。統計も何も取ったことはないので勝手な想像です。