コロナリストラ

朝イチのYahooトップページで目に飛び込んできたニュース。

『楽天が、米大リーグのヤンキースからフリーエージェント（ＦＡ）となった田中将大投手（３２）との正式契約に向け、大詰めの交渉に入ることが２５日、分かった。これまで、水面下で田中サイドと複数回にわたり接触。今週中にも条件を提示するとみられる。田中に興味を示すメジャー球団もある中、楽天入りが有力だ。』

東日本大震災から１０年、2013年に不滅の記録である２４連勝を達成して海を渡ったレジェンドが戻ってくるーーというのが「日本的な」物語なのでしょうが・・そういう言われ方をするのは他の誰でもないマー君が嫌うでしょうね。

事の真相は。ヤンキースとの契約が切れFAとなり、他球団も含めた契約交渉が上手く進まず、キャンプインまで期限が迫るなか仕方なく楽天も選択肢に入った、ではないでしょうか。そして、その原因はコロナ以上も以下もないです。

アメリカは１日２０万人ペースでコロナ新規感染者数が増え続けており、それはプロスポーツ界にも大きく影響をもたらしています。例年は３月に開幕し６か月をかけて162試合が行われるメジャーリーグ、昨年は7月23日に開幕し試合数も60試合に短縮されました。大きな収益減によるコロナリストラに巻き込まれた、と見るのは間違っていないと思いますが・・以下はとある方のヤフコメの引用です。

『賛否覚悟ですが、黒田はメジャーで高額オファーがありながら金額が下がってもカープに来た。メジャーでもまだ需要が有ったという事。マー君はメジャーが興味と言う報道だけで、どこどこの球団が手を挙げてぜひ来てほしいまでとはなってない。金額の問題も有るかもしれないが、金額に見合うパフォーマンスでは無くなりつつあると判断しているんだと思う。楽天に復帰した場合、かなりの条件になると思うが、それに見合う活躍ができるかどうか…。楽天ファンはうれしいと思うけどね。実際問題ヤンキース入団から年々力は落ちてきてると思いますよ。ケガも有るし。もし楽天の契約金が何十億になって復帰して、10勝も出来なかったら世間は納得するのかな？』

「マー君はメジャーが興味と言う報道だけで、どこどこの球団が手を挙げてぜひ来てほしいまでとはなってない」この言葉が真理をついていると思う。是が非でも欲しいと思われているなら最優先で契約を打診されているはずなんです。

これはプロ野球界に限った話ではないです。必要とされていれば残ってくれとなるし、必要とされてなければ経費としてリストラ対象になるーー自分自身、必要とされる存在でありたいしそう思ってもらえるように日々努力しなければいけないなと思った火曜日の朝でした。今日もいただいている案件の対応をがんばります。

（追記；なんとなんと田中将大 楽天復帰決定！です！）