移籍とか退店とか卒業とか

Twitterは善し悪しありますが、便利なのは全国の方と簡単に繋がれること。お仕事はご一緒したことはないけど、単純に情報収集のために、ファンとして勉強させていただくために・・といった理由で多数の方のツイートを毎日拝見しているのですが・・この１か月ほど、移籍だの退店だの卒業だのというワードが本当に目立ちます。

これは今日昨日にはじまったことでもなければ、コロナがあるから特別発生した言葉でもありません。閑散期の時期になると、つまり稼ぎが思い通りにいかなくなると増えるワードです。それだけ今は全国どこも厳しい時期だということですね・・

推しには会えるうちに会いに行け、といったことを以前に書きました。これは会いたいと思う人はいつまでもそこに居るという保証はなくて、特に風俗嬢さんたちはある日突然辞めてしまうから。もちろん理想形は事前に退店周知をして、お世話になった本指名さんたちに一人ひとりお礼を言って、お店にも温かく送り出してもらえて・・です。ただ、いつどんな辞め方をしようが彼女たちを責めることはお門違いです。

風俗の仕事”そのもの”をやりたくて選んでいる女性は皆無。目的は報酬であって、風俗業は手段に過ぎない。しかも固定給で保証されているわけではなく完全歩合。今日のお給料は０かも知れないという恐怖と毎日戦っている。いつ移籍しようがいつ辞めようが、そしてどんな辞め方をしようがそれは彼女たちの権利なんですね。

「１か月前に退店意思を出さないと辞めさせない」的なことを言っているお店もあるようですが、断言しておきます。これは風俗の就業契約上、法律的には無効だし強制力もないです。もちろんある日突然「飛ぶ」的な辞め方はよくないし推奨なんてしません。ただ。女の子が辞めると口にしてからはじめて必死に引き止めたり、辞めた後も追いかけるみたいなことは見苦しいから辞めろ、とだけは言っておきたい。

事が起こってから対応しても時既に遅し。女の子が辞めるという気持ちになる前にそうさせないために普段からケアしろ、です。私にも言えることです。