保証を断った女子のお話し

昨日２３時過ぎのこと、夕方から勤務の女の子から電話有り。「受付終わりましたー」と元気な声での報告だったのでひと安心（ちなみに彼女は中洲の箱店勤務なのですが、中洲は２４時までにお客さんを退出させないといけないため２３時が受けのぎりぎりの時間です）方番でロング３本安定している子で昨日も３本、７万弱くらいの稼ぎになりましたーとここまでは良かったのですが・・

声色が一変します。「実はこのあとスタッフさんに話があると言われてるんですが・・なんかわたしやりかしましたかね・・？」

私は笑いながら返答。「いやいや、もし本当に何か問題があれば事前に自分のほうに話があるはずだし、一切何も聞いていないからそんなおかしな話じゃないと思うよ」「そうですかあ・・」と彼女の声は暗いまま。

「スタッフさんと話したらもう一回電話もらっていいですか？自分も気になるので」でいったん終了。彼女から再度電話がきたのは１時間後でした。「変な話じゃなかったです！なんか、在籍保証が付くと言われたんですけど、断りましたー」と、いつもの彼女、のほほんとした口調に戻っていました。

彼女が在籍しているのはこちら、年末年始在籍保証キャンペーンを組んでくれたお店さんです。実はその後も在籍保証制度は継続しており彼女の入店時にもその話はあったのですが、「めんどくさいんでいいですー」で終わっていた話。今回この話が再度出てきた理由はーー私がお店と直接話しをしたわけじゃないのですがーーおそらくGW明けの落ち込みを想定して、かなと。

在籍保証の額は出勤日数（≒待機時間）によって算出されるのですが、Maxでも４～５万とそこまでの高額にはならないです。写メ日記の回数や勤怠にペナルティも課されるため、そのあたりを彼女は「めんどくさい」と言っています。ただ、過去一度も当欠や出勤変更などしたことがない子なので「もらえるものはもらっておいたら？」というのが自然に行き着く考えなのですが・・

「わたしが目指しているところは１日５万じゃないし、なんか、保証があったら甘えて仕事をサボりそうな気がするんですよ」

今のご時世、ばんばん新規が入る時代じゃない。本指名率を上げていくのはもちろんだけど、カギになるのは一本単価になってくる。単にロングを増やして単価を上げるという話だけじゃなくてーーせっかくこの仕事をやるんであれば、店内昇格を狙って単価を上げるのも目指してやっていこうよ。

上記は彼女が入店する時に伝えていたことで、それから数か月経った今でも彼女の信念として一切ブレていません。ちなみに彼女が当面の目標としているのは、昇格後で１２０分４万バック、方番勤務１日３本、方番勤務で１日１０万超え、です。彼女なら半年以内に達成するだろうなと思って観てますし、達成したらしたでまた新しい目標を立ててあげないとな、と思っている次第です。