尾野真千子さんの涙の訴えに思うこと
まずは以下のYoutubeリンクをご覧ください。５月２１日公開、映画『茜色に焼かれる』の主演、尾野真千子さんの舞台挨拶です。
「この映画は私にとって最高の映画です。で、えっと・・コロナ関係なく言います。劇場で観てほしいんです。えー・・怒られるかもしれないですけど。皆さんと・・えー・・手と手を取り合って観にきてほしいんです。それくらい・・みんなで・・命をかけて撮った作品です。
こんな状況で・・。こんな状況で・・やりにくい世の中で・・私たちの仕事はもうできないかもしれないと、恐怖が襲ってきて・・。でも、今こうやって、みんなとこういう作品を伝えなければいけないと。それが私たちの使命だと。思って・・みんなで・・。スタッフも、うちら出演者も監督も、お金集めてきてくれた人も、紹介してくれた人も。みんな命がけでやりました。
こんな最高な作品はありません！！ぜひ。ぜひぜひ、劇場で観ていただきたい。そういう気持ちで創りました。はあ・・。すみません泣いて。でも。皆さんが笑ってこの劇場に来てくださるようずっと祈ってます。コロナに負けるな。がんばろう。がんばろうね。今日はありがとうございました」
私たちの仕事はもうできないかもしれないと恐怖が襲ってきて・・というのは日本全国全国民が今まさに感じていることですよね。
特に”生きるために必要性のない商売”（⇐語弊のある言い方に捉えられるかも知れませんが）の方の不安は大きいと思います。いわゆるサービス業に属するお仕事で、風俗もその一つにカテゴライズされます。衣・食・住といった生活必需品ではないので。変な言い方、無くても生き死にには影響しない。
みんな必死。とにかく不安。でも苦しいのもつらいのも自分ひとりではありません。収束するどころか被害が拡大し続けるコロナのせいで先がまったく見えない世の中ですが、なんとか乗り越えていきたいですね。
