ブラジル、サッカー国際大会でコロナ多数感染

現在ブラジルで行われているサッカーの国際大会はコパ・アメリカとか南米選手権などと呼称されます。世界で最も古いナショナルチームによるサッカーの大陸選手権とされ、南米１０チームに招待国２チームを合わせた計１２か国で争われます。

この地域は「サッカーは国技」のブラジルを代表としてアルゼンチン、ウルグアイ、チリなどワールドカップ上位常連国がひしめき合っており、毎回”熱い”闘いが繰り広げられていますーーそんなブラジルでコロナ感染者数が爆発的に増えているというお話し。

【サンパウロ時事】ブラジル保健省は１９日、新型コロナウイルスによる死者が５０万８００人となったと発表した。前日から２３０１人増えた。５０万人を超えたのは米国に次いで２カ国目。累計感染者は前日から８万２２８８人増え１７８８万３７５０人となった。

ブラジルでは国民の約１割しか必要回数のワクチン接種を完了しておらず、感染第３波の到来が懸念されている。国民の反対にもかかわらず強行されたサッカーの南米選手権（コパ・アメリカ）では、１７日までに各国代表やスタッフ計６５人の感染が判明。こうした事態を受け、１９日には全国各地で新型コロナ軽視の姿勢を貫くボルソナロ大統領への抗議デモが実施された。

国民の約１割しか必要回数のワクチン接種を完了しておらず・・

国民の反対にもかかわらず強行されたサッカーの南米選手権・・

まるでどこかの国の未来を暗示しているようですよね。。

（そして追記。東京に８月２２日まで、つまりオリンピック閉会までの期限で緊急事態宣言が検討されているとのニュースが流れました。これに対してバカなのかなという感想しかないと社会学者の古市憲寿さんがツイートされています）