我慢できなくなる

９月最終週。８月２日からのまん延防止等重点措置、８月２０日からの緊急事態宣言と丸２ヵ月の長きにわたった要請がいよいよ解除される福岡ですがーー風俗街へは人は確実に戻ってきているな、という印象が既にあります。タイトルの「我慢できなくなった」が最も適した言葉でしょうか。

６月の緊急事態宣言明け初日の福岡の際もそうでしたが、宣言の発令⇒自粛意識が高まる⇒街自体に人が居なくなる⇒閑散時期⇒我慢できなくなったお客さんが徐々に戻って来る、が一定のサイクルで繰り返されるのが風俗業界になっています。性風俗という特殊な業界ならではかも知れないですね。

そしてもう一つ別の観点から。これも何度も繰り返し言ってきたことですが、本指名つまりリピーターが固まっている女の子たちはさほど落ち込みを感じていません。閑散期もコロナ禍も「んーなにそれ？」です。

コロナ禍に於いての風俗のお仕事との向き合い方。日々、一日一日の稼ぎで一喜一憂しない。稼ぎを診る（診断する）サイクルを、一週間スパンではなく一か月スパンでもなく、三か月半年スパンと長く採る。「今日、稼げばいいや」という思考から脱却する。先立つものを確保する。などなどなど。

と、あれやこれや女の子たちに求めてばかりではなくて。自分も気を引き締めなおして頑張らなければなと考える９月の末日です。