妊娠線とか帝王切開とか
タイムラインに流れてきたある風俗嬢さんのツイートより。(いわゆる鍵垢なので、アカウント情報は伏字とさせていただきます。)
風俗という枠を外して、一般的な仕事場というものについて考えてみましょう。例えば私は会社員時代は営業マンでした。法人営業だったのでクライアントは会社。それこそ数百という顧客を持ち定期訪問を行います。
社長から個人的に飲みに誘われることはあります。ただそれは毎回ではないし、プライベート情報まで話した例はほぼないですーー
ーーなんで風俗ってそれが当然のように、お客であれば女性の身体的特徴に触れたりするのは当たり前という論調があるんでしょうね?
と、敢えて風俗業界にまったく縁のない方の目線から書いてみましたが、悲しいかな上記のようなお話しは日常的にあると思われます。
我々スカウトはお店に女性を紹介する際にフォーマットと呼ばれるものを提出するのが慣例となっています。女性のお名前からはじまり年齢、身長、体重、バストカップなど身体的プロフィールをまとめたものとなっており、そのなかに「タトゥーの有無」「傷の有無」という項目がわざわざ設けられています。
このフォーマットで言うところの傷というのは、上記の帝王切開の痕だったり妊娠線のことだったり、その他手術痕のことを指します。出稼ぎで言えば保証が減額になったり、そもそも入店不可になる事由にもなり得ます。
「帝王切開の傷見られた時にこどもいるの?の対応」についての私の回答「シングルといって応援してもらう」は私の考えそのままです。
噓を言ったところでお客さんは一度思い込んだ考えは変わりません。例えば「秘密♡」と伝えると「ああ、やっぱりそれで間違いないんだな」と肯定したと捉えるのが人間という動物だと思う。逆に、たかだか一つや二つの傷くらいが理由で来なくなるなら仕方ないと考えるべきではないだろうか、と私は考えます。
最後に。以前にシングルマザーさんは偉いというブログを書きましたが、小さな子供を抱えながら頑張るお母さんのことを私は心からリスペクトしています。(⇐リンク先にお子さんの存在を公言されている女性のことを書いていますので、ご興味ある方は是非ご覧ください。)