営業マンは断ることを覚えなさい

タイトルにした『営業マンは断ることを覚えなさい』はある著書の名前で、はじめての会社員、駆け出しの営業マン時代に読み込んだ本です。何十冊と読んだのでほとんどの名称は忘れましたが、この他だと『エスキモーに氷を売る』もよく覚えていますね。昔の話を思い出したきっかけは昨日のある女性とのやり取りで。「まったく営業しないんですね。驚きました」的なことを言われたからです。

状況を簡単にご説明しますと。彼女は久留米のデリヘルで長いこと働いていらっしゃいます。ヘブンのマイガールも相当数持っていて、アクセスも安定している。ネットの鳴りだけではなく、本指名さんもかなりの数居る。８時間待機で平均９万くらいの稼ぎで安定しているとのことです。素晴らしいです。

ただ、週６のオーラスペースで出ているからちょこちょこ待機が出ていてそれに不安を覚えている。例えば中洲や中央街と掛け持ちしたほうがもっと稼げるんですか？というのが相談の内容、私の回答の一部が上記です。

私は「久留米と比較した場合、どこで掛け持ちしようがネットの鳴りと本指名が安定するまでは、久留米ほどの稼ぎに届かない日が出てくる可能性がある」とお返事しました。ある中洲の高級店に所属している女性の実例を出し、今でこそ１２時間待機１７万は切らなくなったがそこに辿り着くまでには４か月かかった。今の状況での掛け持ちは安定を崩してのチャレンジになるからリスクがある。

お伝えしたかったのはこんな内容なのですが、女性からめちゃくちゃ驚かれまして・・こんなに親身になって考えてくれるスカウトの人ははじめてだとか、こんなに的確なアドバイスをくれるスカウトさんははじめてだとか、とても嬉しい言葉をたくさんもらいました。（手前味噌で恥ずかしいんですが。。）

ぶっちゃけ話をしますが。心のなかではお問い合わせを頂いた女性の全員とお付き合いが出来たらいいと思っているし、こちらの女性も完成された売れる子なのは間違いないので是非自分が担当したい、がバリバリ本音ですよ・笑。ただ、今はそのタイミングではないから”断っている”というだけです。

現在、在籍を持っている。そしてその在籍でけっして上手くいっていないわけではない。このタイプの女性へのご提案は難しいです。そしてかなり慎重にもなります。そりゃそうです、だって上手くいっているその状況が最低ラインになるから。リスクの大きさをちゃんと理解したうえで、それを女性が了承したうえでないと基本的にはお仕事は受けないと今の自分は判断しています。