上級国民、底辺の仕事
遺族の旦那さん、拓也さんの言葉。『車の不具合を主張するなら、別に謝ってほしくない。謝るなら、判決が出て本当に申し訳ないと思ったときでいい」と語った。真菜さんの父、上原義教さん(63)も「うわべだけの謝罪はあってはならない」と憤った』
ちょっとした違和感が。本当に申し訳ないと思った、の前についている”判決が出て”の言葉。少なくとも人が二人も亡くなっているのは事実なのに、判決が出る出ないとか関係なくない?申し訳ないの気持ちで謝罪するのが当然じゃない?
裁判ってそうじゃないんですよね。究極のところを言えば弁護士にとって事実はどちらでも良くて。弁護士は依頼主である被告を無罪に(罪を軽減)するのが仕事。だからとりあえずどんな形であれ無罪を主張させます。そう、どんな形であれ。
飯塚被告については「上級国民」であるからうんぬんかんぬんとずっと以前からあちこちで論じられていました。ちなみに私が今関わらせて頂いている風俗の仕事は底辺と呼ばれることも多く、風俗嬢は底辺の仕事などと揶揄されたりもします。
上級とか底辺とかいったい何だろうな・・とか、本当に色々なことを考えさせられる事件です。ちなみに一つだけ言えるのがーー。私はいわゆるバツイチで小学生になる息子がいるのですが。もし子供に何かがあったらとてもじゃないけど正常な精神状態ではいられないと思う、ということだけは断言しておきたいと思います。
是非こちらもご覧ください。⇒女王の教室