風俗の卒業

こちらのブログでは風俗「しか」出来ないからと結論付けて業界に飛び込んでくる女性も多いと書きました。それは確かなのですが・・。担当した女性の卒業時期に関しては常日頃考えています。「え？」と思われるかも知れませんが、早ければ早いほどいいと思っています。さて、綺麗事をぬかすなというお言葉に歯向かって書きます（笑）

私は、風俗嬢≒（ほぼイコールですね）プロ野球選手と考えています。門徒は広い。ただ、誰もが出来る仕事ではない。自分という商品しか頼りにならない世界。売れる、売れないに真っ二つに分かれ、志半ばで去っていく人も多い。

３５歳まで続けば長寿。長く続いたとしても４０歳を迎える頃には誰もが引退を考えなければならない。そして、引退後の保証はどこにもない。

風俗を長く続けた女性ーーそうですね、年齢的に３５歳を超えた女性ですがーー現実的な話をしますが、手に職を持たずの３５歳での転職は非常に厳しいです。だから何度も「卒業、出戻り」を繰り返している方も事実多いです。

風俗は大金を稼げる夢のある仕事です。そう、プロ野球選手のように。ただ、それだけリスクもあるということは承知して仕事しなければいけません。人生は風俗で働く適正年齢を超えても続くわけですから。（こんなことまでいちいちいうのはスカウトにとってマイナスでしょ？とは仲の良い女の子たちからよく言われてます・苦笑）

私の担当しているある子の話です。彼女は元々「親に迷惑をかけたくないから引っ越し費用を稼ぐために」という理由で風俗業界に飛び込んできました。だから短期で働いてスパッと辞めるつもりでした。ところが・・。風俗の仕事が抜群に出来る子だったんですね。他にやりたいこともないのでと何となく続けてきて・・でもお店にもお客さんにも評価され・・なんだかんだで半年以上続いてしまった、という子です。

そんな彼女が初めて「やりたいことが見つかりました！」と言ってきて。私はとても嬉しく思いました。目標が出来たから。目標のためには1000万は必要なのですが、彼女ならスパッと稼いでスパッと辞めてくれるでしょう。そう期待しています。