赤字覚悟のイベント

先日も書きましたが今週から年末の休みに入る約２週間はお客さん入りが落ちる厳しい時期になります。お店さんも女の子も必死です。ただ私は第三者目線で冷静に分析することも忘れずに行わなければならないと思っていて。この時期のお店さんの対応には色々な意味を込めて「真実」が出ると思っています。

まさに今日のお話しで、赤字覚悟の大幅値引きでのイベントを敢行したお店さんがあります。単純にお客さん単価を値引きしただけで、もちろん女子給には一切変動なし。デリヘルさんなので家賃や光熱費、車両費、ガソリン費用を考えるともしかしたら赤字かも知れないと思われるような内容です。単純に経営者であるオーナーが自らの給与を返上したと言い切っていいのではないかと思います。

私がお店さんに求める最優先事項は売上至上主義であることだと書きました。お店さんが潤う＝女の子が稼げている＝私もウハウハ、だからです。ただ、なかにはこの売り上げの立て方を間違うお店もあって・・お店の売り上げを立てるために間違った経費の削り方をするところもあるんですね。それはつまり、女子給です。

例えば上記のようなイベントを打つ際に、客単価を下げるから女子給も下げるね・・と言ってくるお店もあるということです。それをやるということはつまり女の子のモチベーションが下がります。「このお店のためにがんばろう！」という気持ちが（その時は反映されなかったとしても）長い目で見たときに落ちます。

売上至上主義であるということは、経費の削り方を間違わないという側面も含みます。そして、この風俗というお仕事に関しては、女性満足度を上げるための経費を削るのは大きな間違いです。すべては女の子から始まる商売ですから。

こちらのお店のオーナーさんはデリヘルだけではなくたくさんの事業をやられていてなかなかお会いできない方なのですが、仕事はずば抜けて出来る人。お話しを聞かせて頂く際はいつも刺激的で話していて楽しい方、勉強させて頂ける方です。とてつもない酒ヤクザらしく・笑、いつか一緒に飲みに行けるのを楽しみにしてます。